こんにちはイノル（@Kosotsu_Caree）です。
スタートアップ企業やベンチャー企業に転職したいけど失敗したくないな。
転職を成功させるにはどうしたらいいんだろう。
こんな疑問にお答えしていこうと思います。
僕はこれまで5回の転職でベンチャー/スタートアップ企業2社、大手企業4社に勤めてきました。
そんな僕が見てきた中で失敗する人と後悔する人の特徴や共通点をそれぞれ解説していくので、自分がそこに当てはまるかどうか確認しながら、ぜひ最後まで目を通してみてください。
スタートアップ/ベンチャー企業への転職の魅力と注意点
スタートアップ/ベンチャー企業の魅力とは？
スタートアップやベンチャー企業への転職には、新しい挑戦と成長のチャンスがあります。
革新的なプロダクトやサービスに関わることで、自己成長につなげることもできます。
フラットな組織文化により自己責任や裁量権が大きくなり、自らのアイデアを形にできる環境があり、成功時にはストックオプションや報酬といったインセンティブも得られることがあります。
なので、大企業の年功序列などに嫌気がさしている人や学歴関係なく実力で勝負したい人にはおすすめです。
転職におけるリスクとは？
一方で、スタートアップ/ベンチャー企業への転職には注意が必要です。
企業の経営不安定性や業界の競争激化によるリスクや長時間の労働やワークライフバランスの悪化も懸念されます。
また、大企業のように給与体系が定まっていないので、成功報酬が得られない場合に経済的なリスクが発生する可能性もあります。
失敗する人の特徴とその要因
リサーチと情報収集の不足
失敗する人の特徴として、スタートアップやベンチャー企業に対する十分なリサーチや情報収集を行っていないことが挙げられます。
大企業であれば「openwork」などの口コミサイトで情報を集めることができますが、スタートアップやベンチャー企業の場合はなかなか情報を見つけることができません。
また、企業の公式HPに書いてる社員インタビューには基本的にいいことしか書いてないので、それを当てにしすぎるのも禁物です。
事業モデルや市場動向を理解せずに転職を決断すると、自分に合わない環境に陥る可能性が高まります。
職務経験やスキルの不足
スタートアップ/ベンチャー企業では、フレキシブルな業務に対応できるスキルが求められます。
今までやってこなかった仕事でも他にやってくれる人や、適任がいなければ自分がやらなければいけません。
「自分のやりたいことだけをやりたい」という考えの人は間違いなく失敗してしまうでしょう。
とくに大企業から転職する場合、「こんなことも自分でやらなければいけないのか!?」と思うぐらい、さまざまな業務をしなければなりません。
結果として、業務に適応できずに困難に直面し、最終的に失敗したと感じることになります。
長期的なキャリアビジョンがない
成功するためには、長期的なキャリアビジョンを持つことが重要です。
失敗する人は、スタートアップ/ベンチャー企業でのキャリアビジョンを明確に持たずに転職することがあります。
この会社で何を得たいのか？何を成し遂げて次のキャリアに活かしたいのか？この辺をまったく考えずに、ただ報酬がいいからと転職してしまうと間違いなく失敗します。
結果として、将来の方向性が見えずに転職後に迷走してしまい、その後の転職にも悪影響を与えることになります。
後悔する人の共通点と背景
ワークライフバランスの悪化と過酷な労働環境
後悔する人の共通点は、ワークライフバランスが崩れ、過酷な労働環境に直面したことです。
スタートアップ/ベンチャー企業では、成長を目指すために多くの時間と労力が要求されることがあります。
これに対応できなかった場合、心身の健康を害する恐れがあるので注意が必要です。
給与や報酬体系の不透明さ
後悔する人は、給与や報酬体系が不透明であったり、成功報酬が得られなかったりすることに対して不満を抱くことがあります。
大企業のように定まった給与体系ではないので、業績によって給与が減ることや、支払いが遅れる可能性があることも覚悟した上で転職しましょう。
僕が在職中のときには運良くそういったことはありませんでしたが、その会社に昔からいた人は過去に給与の支払い遅れたことがあると言っていたので、実際に上記のことはあります。
家族がいる場合、報酬面での不安定性は、生活の安定を欠く要因となるので、そういった状況にも対応できるか考えることが大切です。
企業の経営不安定性とリスク
後悔する人の中には、転職先の企業が経営不安定であったり、業績が芳しくないことによるリスクを抱えている場合があります。
経済的な危機に直面したり、求職活動を再開せざるを得なくなることで後悔の念を抱くことがあります。
成功するためのポイント4選
①自己分析と転職の目的設定
成功するためには、自己分析を行い、自身のスキルや経験、キャリアビジョンを明確にしましょう。
スタートアップ/ベンチャー企業への転職の目的を明確にし、自らに合った企業を見つけることが重要です。
自分の強みや興味を理解し、どのように成長したいかを把握することで、より適切な転職先を見つけることができます。
②スタートアップ/ベンチャー企業の選定基準
転職先を選ぶ際には、スタートアップ/ベンチャー企業の選定基準を設けることが大切です。
企業のビジョンや成長戦略、チームの雰囲気などを確認し、自分と企業のミスマッチを防ぐためにも注意深く選びましょう。
内定をもらった際は、実際に職場を見学させてもらい、雰囲気をつかんでおくことも大切です。
③カルチャーフィットと自身の価値観の一致
成功するためには、選んだ企業のカルチャーに適合しているかどうかを確認することが重要です。
自分の価値観と企業の文化が一致する場合、より満足度の高い働き方ができると思います。
スタートアップ/ベンチャー企業への転職の場合、カルチャーフィットや自信の価値観、働く人との相性が一番大切といっても過言ではありません。
④成長するためのスキルセットと学びの意欲
スタートアップ/ベンチャー企業では、状況が急速に変化することがあります。
成功するためには、柔軟性や学びの意欲が重要です。
常に新しいスキルの習得や業界の動向を追い続け、自己成長を促進していく必要があります。
成功するためのアドバイス
成功した転職者の特徴
成功した転職者は、自らの強みを活かす企業を選び、自己成長に繋がるポジションを目指している人が多いです。
また、情報収集に時間をかけることで、転職後のミスマッチを防止しています。
転職エージェントの活用
転職エージェントは、個々の希望やスキルを踏まえて適切な企業を紹介してくれるため、相談することが有益です。
また、業界の動向や求人情報を提供してくれるため、情報収集に非常に役立ちます。
おすすめの転職エージェントを下記に記載するので参考にしてみてください。
【公式】JACリクルートメント
【公式】リクルートエージェント
【公式】doda
まとめ
スタートアップ/ベンチャー企業への転職は魅力的なチャンスがありますが、失敗を避けるためには自己分析と情報収集が欠かせません。
自身のスキルやキャリアビジョンに合った企業を選定し、カルチャーフィットを重視することで、より満足度の高い転職が実現できると思います。
実際の転職手順については下記の記事を参考にしてみてください。
それではまた。
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