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転職

【2023年版】失敗しない転職活動完全ガイド|転職ロードマップ

転職

こんにちは、イノル(@Kosotsu_Caree)です。

今回は失敗しない転職活動の手順を5つのSTEPで解説します。

✓転職活動を始めたいけど、具体的にはどうやって進めればいいんだろう?
✓転職活動ってどれくらいの時間がかかって、どれくらいの期間が必要なんだろう?
✓前回の転職で失敗して、次の転職でも失敗しそうで不安だな。

「転職活動が初めて」の方や、前回の転職活動で失敗して「次の転職活動では失敗したくない!」と思っている方は、こんなお悩みを持っているのではないでしょうか?

実際になんとなくで転職活動を始めてしまうと、ブラック企業に転職してしまったり、年収が下がってしまったりと後悔する転職になってしまう可能性があります。
》転職で年収が下がるのが怖い・・・|後悔しない転職方法を解説

しかし、転職活動の手順をしっかりと理解してから転職活動を始めることで失敗の確率は限りなく減らすことが可能です。

イノル
イノル

僕自身、過去の転職で失敗もありましたが、「高卒」という学歴で大手企業に総合職としての転職を成功させました。

この記事を読めば、きっと後悔のない転職ができるはずです。

この記事でわかること
  • 具体的な転職活動の進め方
  • 転職活動に必要な期間
  • 失敗しない転職活動のポイント

まずは転職の全体像を理解しつつ、1STEPごとにしっかりと理解していきましょう。

すでに転職活動は理解していて、おすすめの転職サイトやエージェントを知りたいという方は下記にピックアップしておくので、参考にしてみてください。

おすすめ転職サイト

転職活動の全体像と注意点

まず最初に転職活動の大まかな流れと、期間を説明します。
大まかな流れとしては下記のような感じ。

STEP1:転職の方向性と軸を決める(1ヶ月目)
STEP2:必要書類の準備(1〜2ヶ月目)
STEP3:各種サービスに登録(2ヶ月目)
STEP4:応募・面接・内定(2〜4ヶ月目)
STEP5:退職・入社(5〜6ヶ月)

転職活動にかかる期間としては3〜6ヶ月かかると思ってもらえれば大丈夫です。
とくにSTEP4の部分が人によって差が出るので全体としては上記の期間になることが多いですね。

そして注意点ですが、転職活動をする上で今の仕事は絶対に辞めないでください。

もし辞めるとしても、1年間は無収入で問題ないくらいの貯蓄がある状態で辞めてください。

なぜか?
冷静な判断ができなくなって転職活動が失敗する可能性が高くなるからですね。


転職活動って実力だけでなくタイミングや運も絡むので、思っている以上に時間がかかります。
(狙っていた企業から求人が出てなかったり、自分より優秀な人がいたり等)

「今は売り手市場だから転職なんてすぐできるだろう」と安易な気持ちで辞めてしまって転職活動が長期化すると、内定をもらった際に冷静な判断ができなくなるので仕事を辞めて転職活動をすることはおすすめしません。

ここまでで転職活動の全体像と注意点を理解できたかと思うので、次から各STEPについて説明していきます。

STEP1:転職の方向性と軸を決める(1ヶ月目)

まずはいきなり転職サイトや転職エージェントに登録するのではなく、転職の方向性と軸をしっかりと決めていきましょう。

正直、ここをしっかりやっておくことで、転職活動が成功する確率は大幅に上がると思ってます。
ここで決めた方向性と軸はこの後のSTEPでも必要になってくるので、多少時間がかかってもしっかりと自問自答して決めてみてください。

転職の方向性を決める。

ここで言う方向性とは転職したい「業界」「職種」のことを指します。
ちなみに「職種」が同じであれば、「業界」が変わってもそこまで条件が悪くなることはありません。
むしろ伸びている業界にいけば、同じ仕事内容で好条件になる可能性が高いです。

しかし、「職種」を変える場合は別です。
この場合は今までの経験は評価されにくくなるので、年収は下がる可能性がありますし、基本的に条件は悪くなります。

上記を理解した上でキャリアチェンジを含め方向性を決めていくことが大切です。

キャリアチェンジについては下記の記事で詳しく書いているので良ければ参考にしてみてください。

転職の軸を決める。

ここで言う軸とは転職で実現させたい「最優先事項」のことを指します。
例えば、「年収アップ」や「大手企業で働きたい」、「スキルアップ」等ですね。
そしてそれと同時に”あきらめる事”も決めてください。
「年収アップできるならワークライフバランスはあきらめる」とか。

イノル
イノル

ちなみに僕が初めて転職活動していたときの軸は「ワークライフバランスの充実」でした。
なので「年収アップ」はあきらめていましたね。

ここまでで転職の方向性と軸を決めてきました。

これまでの転職経験上、自分が望んいる条件を全て満たした会社は見たことがありません。
なので転職を成功させる上で一番最初に「転職の方向性と軸」を決めて条件を絞っておくことが重要になります。

STEP2:必要書類の準備(1〜2ヶ月目)

ここでは自身のキャリアの棚卸しをしながら、必要書類を準備していきます。
必要になる書類は以下の通り。

・職務経歴書
・履歴書

上記で一番重要になるのは職務経歴書になるので、この後の書き方を参考に作成してみてください。

職務経歴書の作成

職務経歴書はこれまで自分が「どんな仕事をしてきたか」「どんな実績を残してきたか」、そして「自分の強みは何か」を記入します。
フォーマットは何でもいいですが、ここでは参考として僕が職務経歴書に書いていた項目を順番に説明していきます。

【職務要約】
ここには今まで自分が経験してきた職務内容を簡潔にまとめましょう。
自分の強みも簡潔に記入できると更にいいです。

【活かせる経験・知識・技術】
ここには自分のスキルやツールを記載します。
例えば一般的なPCスキルであれば
・Word ・Excel ・PowerPoint
のような感じですね。
職種特有の技術やツールなどがあればそれも記載しておきましょう。

【職務経歴】
ここには自分が経験してきた職務内容と実績を時系列で記載していきます。
実績はなるべくであれば数字で表現できる方がいいです。

【自己PR】
ここには「あなたが今までどういう思いでキャリアを歩んできたか」また、「今後歩んでいきたいキャリアはどんなものか」を冒頭に記載し、そして「今後歩んでいくキャリアのために今の自分にある強みは何なのか」を2つか3つ上げて記載できるといいと思います。

履歴書の作成

履歴書は今までで一度は作成したことがあると思います。同じように作成すればいいですが、転職においては志望動機欄のないフォーマットを選ぶといいです。
毎回応募する度に企業毎に志望動機を記入していたらきりがないので。

イノル
イノル

僕は今までの転職で履歴書に志望動機欄のないものを使用してきましたが、とくに問題はなかったですよ。

また、転職サイトによっては登録サイトに入力した情報から自動で履歴書を作成し、それを応募時に企業に提出する場合もあるので、そういった場合は不要になります。
ただ、大手の転職サイトやエージェントはそういったサービスがありますが、ないところもあるので、念の為作成しておきましょう。

STEP3:各種サービスに登録(2ヶ月目)

ここまできたら実際に各種サービスに登録して情報収集していきます。
それぞれおすすめのサービスをピックアップしておくので参考にしてください。

転職エージェントに登録

まずは転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントのメリットはこちらが動かなくても様々な企業を紹介してくれるとこですね。自分が知らなかっただけで、優良な企業とかいっぱいあるので自分で探すより効率がいいです。

その他にも職務経歴書の添削や面接対策なんかもやってくれるので、転職活動をする上で転職エージェントへの登録は必須と言えます。
ちなみに転職エージェントはエージェントとの相性もあるので1つだけでなく複数登録するほうがいいですよ。

おすすめの転職エージェントは下記の通り。

おすすめ転職エージェント

とくにJACリクルートメントリクルートエージェントは僕自身、これまでの転職活動で必ず登録しているのでおすすめです。

JACリクルートメントについては特徴やメリット・デメリットについて記事を書いているので、参考にしてみてください。


登録するとエージェントの方と面談するのですが、その際にSTEP1で決めた「転職の方向性と軸」を伝えることで希望条件の求人を紹介されやすくなります。

転職サイトに登録

次に転職サイトへに登録しましょう。
転職サイトはどこでもいいと言うわけでは、スカウト型の転職サイトへ登録することをおすすめします。
企業から直接スカウトがくるだけでなく、転職エージェントからもスカウトがくるので、もし登録した転職エージェントと合わなくても、こちらで転職エージェントと繋がることができます。

おすすめの転職サイトは下記の通り。

企業クチコミサイトに登録

これで登録するべきサービスは最後ですね。
ここで紹介するのは企業クチコミサイトです。

結構これを知らない人が多いんですが、非常に重要なのでぜひ覚えていってもらえればと思います。

その名前の通り、企業に関するクチコミが掲載されているサイトになります。
おすすめの企業クチコミサイトは下記の通り。

おすすめ企業クチコミサイト

ここに掲載されている内容は今でも勤めている人だったり、すでに退職した人が書いているので、信憑性は非常に高いです。

会社として見るとホワイト企業でも部署によってはブラックってこともあるので、そういうのを知るにはうってつけのサイトですね。

登録しなくても一部のクチコミだったり、一部分だけ見ることができるんですが、ぜひ登録して全てのクチコミを閲覧できるようにすることをおすすめします。

イノル
イノル

僕は最初の頃の転職活動の時には登録しないで一部分だけのクチコミ情報だけを参考にしていたのですが、見れない部分に結構重要なことが書いてあって、それを転職後に知って後悔したことがあります。

ちなみにスカウト型の転職サービスも合わせてやっているので、活用できれば一石二鳥ですね。

STEP4:応募・面接・内定(2〜4ヶ月目)

さて、ここからは応募〜内定までの内容について説明していきます。
転職活動の中でコアの部分になるので、しっかりと理解し転職を成功させらるようにしましょう。

応募

応募には2つのケースがあるのでそれぞれ説明していきます。

紹介された求人から応募する

まずは紹介された求人から応募するケースですね。
転職エージェントと面談をすると、大量の求人が送られてきます。

しかし、これらの求人は全て自分の希望条件に合った求人とは限らないので、目を通しながら応募の判断をしていきましょう。
大量に送られてくるので、全てに目を通すのは大変だと思いますが、なるべく全ての求人に目を通すことをおすすめします。
もしかしたら、自分が知らないだけで優良な企業があるかもしれません。もし求人を見ていって気になる企業があればクチコミサイトで調べてみましょう。

自分で探して応募する

次に自分で求人を探して応募するケースですね。
エージェントから紹介される求人に条件に合った求人がなくても、自分で探すと案外見つかることがあります。
なので待っているだけでなく、自分から積極的に見つけていく姿勢も大切です。

面接

応募して晴れて書類選考を通過すれば、次は面接になります。
面接は基本的に2回実施することが多いです。
一次面接で人事+採用部署の責任者最終面接で人事部長+役員のパターンが多いですね。
会社の規模によっては最終面接は社長ってこともあります。

コロナ前は基本的に面接は対面で行っていましたが、今では一次面接はwebで最終面接はwebもしくは対面のパターンかなと思います。

今後はどうなるのかわかりませんが、最終面接は基本対面になっていくのかなと予想してます。
一次面接と最終面接では求められることが違うので、そこをしっかりと把握し面接に臨めるようにしましょう。

一次面接

一次面接では上記にも書いた通り、採用部署の責任者が出てくることが大半です。
ここで求められるのは、あなたのスキル面が「採用部署の基準に到達しているか」という部分です。
書類選考を通過している以上、最低限のスキルはあると判断されているので、ここではより細かく聞かれることになります。

今まで色々な会社の面接官を見てきましたが、送った職務経歴書にメモが記載してあり、その内容を深堀りされて聞かれることが多かったですね。
職務経歴書に書いた内容は深堀りされても回答できるようにしておきましょう。

ここで1つ注意点なのですが、会社によっては業界特有の用語が違う場合があります。
もしわからない用語が出てきたら面接中でも「今のxxxxはどういう意味でしょうか?」と聞きましょう。わからない状態で適当に受け答えしてしまうと話が噛み合わなくなってしまうので。

最終面接

最終面接ではスキル面ではなく、あなたの人間性を見られます。
具体的には「あなたの人間性が会社の風土に合っているか?」、「この会社に入ってからのキャリアプランを考えられているか?」という点を重視しています。
この場合、STEP1で決めた方向性を、企業に当てはめることで問題なく回答することができます。
もしスキル面を聞かれたとしても技術的なことではなくマネジメントより質問をされるので、自分が理想とする上司やマネジメント像を想像しながら回答しましょう。

おまけ:スカウトされた企業と面接する(一次面接)

転職サイトに登録された情報から企業が判断し、書類選考をスキップして面接するケースですね。
このケースは「面接」というより「カジュアル面談」という形でスカウトがくるケースが多いです。しかし、カジュアル面談だと油断して受けてみると内容はほぼ一次面接みたいなことも多々あるので、最低限として企業情報とスカウトしてしてきた求人の内容を把握した上で臨むようにしましょう。

内定

無事に面接もクリアし内定をもらえても油断してはいけません。
内定をもらえると企業から労働条件が記載された書類が送られてきます。

内定通知書とか採用通知書みたいなやつですね。

もしこの条件に不満があるときは転職エージェントに相談してみましょう。
年収交渉等おこなってもらえる可能性があります。
しかし、僕が「これだけは絶対に確認するべき」と思うことがあるので次に書きます。

※重要※ 内定がもらえたら確認する絶対事項

ここで僕が言いたいことは1つです。

「必ず職場を見学させてもらいましょう

職場の雰囲気というのは実際に行ってみないとわかりません。見学に行ってみて違和感を感じた場合、その違和感は入社してから的中します。そして後悔します。
もし職場見学を断られたりした場合は面接官の態度などに違和感がなかったか思い出してみましょう。
違和感があった場合、その違和感の正体はなんなのかを明確にしてください。
明確にしないで内定を承諾すると100%後悔します。

イノル
イノル

僕自身、違和感を感じたまま入社して後悔したことがあるので、ここはしっかりと違和感の正体を明確にしたほうがいいです。

ただ、職場見学に行ってみて、いいイメージを持つ場合もあると思います。
もし条件面で多少悪くても「職場の雰囲気がいいな」と思えた場合は自分で決めた「転職の軸」と照らし合わせて総合的に判断してみてください。

STEP5:退職・入社(5〜6ヶ月)

内定を承諾したらいよいよ転職先への入社へ向けて、現職に退職する意思を伝え、退職手続きに入ります。
ここで注意してもらいたいのは、なるべく円満に退職するべきということです。

今後のキャリアを考えたときに、人との繋がりは非常に重要になります。
また、似た業界や職種の場合、思いがけないところで繋がっているものなので、円満退職できるのに越したことはないです。

退職手続き

退職手続きについては基本的には会社の人事・総務から手続きについて案内がくるので、その指示通りにすれば問題ないです。

1つだけ、退職後に手続きしないと損することがあるので、それだけお伝えします。

今の会社で企業型確定拠出年金に加入していて、転職先に企業型確定拠出年金がない場合、個人型確定拠出年金(iDeCo)に移行しましょう。

半年以内に移換手続きをしないと、国民年金基金連合会に自動移換されてしまいます。
こちらは手数料がかかる等のデメリットがあるので忘れずに手続きをしましょう。

イノル
イノル

会社に提出して記入してもらう書類もあるので、余裕を持って手続きしておくといいと思います。

入社前に必要な準備・手続き

お疲れさまでした。
ここまでくれば後は入社するだけですね。
事前に入社日の詳細について案内がきますので、しっかりと準備して当日から慌てないようにしましょう。
もし、入社までに有給消化などで時間がある場合、事前に会社までの通勤ルートを確認しておくと当日余裕をもって出社できますよ。

まとめ:転職手順を把握して後悔のない転職をしよう

転職活動って短期間で何回もできるものではないので、失敗したあとの後悔は非常に大きくなるものです。

僕の今までの転職経験がこの記事を読んでいただいたあなたのお役に立てば嬉しいです。
ではまた。

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